

タイトル
Dragon
作者・施工者
Kenneth Snelson ケネス・スネルソン
解説
(株式会社アールアンテル)
再開発地区全体の景観を考慮して、「見通しの良い」「圧迫感の無い」ビルのファサードが建築的に探求され、結果梅田ダイビルは大胆な高床式となりました。
そのせり上げられたビルの足元に、見通しを遮らない、圧迫感のない、軽やかな、しかし存在感のあるモニュメントが求められ、この作家・作品に決定しました。パイプとワイヤーからなるこの特殊な構造は、テンセグリティーと呼ばれ、一般にはバックミンスター・フラー※と結びつけて語られることが多いですが、発見者は大学での彼の教え子、この作品の制作者、ケネス・スネルソンです。このことは、バックミンスター・フラーも公式に言明しています。
※バックミンスター・フラー:アメリカの建築家である一方、数学者・詩人・哲学者・デザイナーの側面もあり。近代ドーム建築のパイオニアとして知られており、代表作はモントリオール万博のアメリカ館ドーム。
制作・設置年(竣工年)
2000年
設置場所
梅田ダイビル 1階エントランス前