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2025年10月1日
- スタートアップ
ダイビルがAI警備ソリューションを展開するアジラへ出資~テクノロジーによる安心・快適な都市空間の創出と次世代街づくりへの挑戦~
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ダイビル株式会社(代表取締役社長:丸山 卓、本社:大阪市北区、以下「ダイビル」)は、株式会社アジラ(代表取締役CEO兼COO:尾上 剛、本社:東京都町田市、以下「アジラ」(註1))に出資を行いました。

ダイビルは、都市の価値向上と街づくりの進化を目指し、安心・快適な空間の創出に資するテクノロジーの導入を積極的に推進しています。今回の出資は、アジラが展開するAI警備ソリューション「AI Security asilla」の技術力と実績を高く評価し、当社が保有するオフィスビルや商業施設における安全性・運用効率の向上を図るものです。
アジラは、独自開発の「行動認識AI」を基盤とし、映像上の人物の姿勢や動作をリアルタイムで解析することで、転倒・暴力・侵入・放置物などの異常行動を即時検知・通知するAI警備システム「AI Security asilla」を提供しています。この技術は、警備業界が抱える人手不足や高齢化、また、それらの課題解決に伴うコスト増といった問題に対する有効な解決策として注目されており、国内外の複合施設・駅・ホテル・病院・空港など150施設以上に導入実績があります。
発生から検知まで約1秒
ポップアップ、メール、パトランプ等さまざまな通知方法

「Ai Security asilla」の検知の仕組み

主な検知項目
ダイビルは2025年7月より、秋葉原ダイビルにおいて「AI Security asilla」の実証実験を開始し、アジラとの事業共創を進めてきました。今後、ダイビルはアジラとの事業連携を通じて、AI技術を活用した次世代型ビル運営モデルの構築を目指します。具体的には、警備業務の効率化に加え、施設利用者の安心感向上、管理コストの最適化、さらには地域社会との共創による新たな価値創出を視野に入れています。
なお、商船三井グループであるダイビルは、株式会社商船三井のコーポレートベンチャーキャピタルである株式会社MOL PLUS(代表:阪本 拓也、本社:東京都港区)のダイビルデスク(註2)と投資活動において連携しており、今回の出資にあたり共同で参画検討を行いました。
(註1)会社概要
会社名 | 株式会社アジラ |
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設立 | 2015年6月 |
代表者 | 尾上 剛 |
本社所在地 | 東京都町田市 |
事業内容 | 映像解析AI「AI Security asilla」の開発・提供 |
ホームページ | https://jp.asilla.com/ |
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註2
MOL PLUS社プレスリリース
2023年10月2日付「ダイビルCVCとの協働運営を開始 ~グループ総合力をもって、不動産事業分野の投資協業活動を加速~」
本件に関する
各社お問い合わせ先
ダイビル株式会社(HP:https://www.daibiru.co.jp/)
Tel:06-6441-1937 / E-mail:corporate_planning_section@daibiru.co.jp
株式会社MOL PLUS(HP:https://www.molplus.net/)
Tel:03-3587-7643 / E-mail:molplus@molgroup.com