新規ビジネス コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)

伴走型支援で広がる、
不動産事業の可能性

プロジェクト 概要

創立100周年を契機に、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)活動を本格化。商船三井のCVC「株式会社MOL PLUS」と協働運営する「MOL PLUS ダイビルデスク」を設置し、不動産テック(テクノロジーを用いて不動産業界における課題の解決や従来の商慣習を変える取り組み)、スマートシティ、環境サステナビリティ、DXをはじめとするスタートアップ企業への出資・支援を通じた不動産事業のアップグレード・新規事業創出で「新しい街創り」を目指しています。

コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)

Details

CVCを通じて、次の100年に向けた変革を

商船三井グループでは、強みとする海運業に加え、不動産事業をはじめとした非海運偉業にも注力し、経営の更なる安定化を目指しています。この取り組みとして、グループ一体でCVC事業を強化していくことで、変化する社会のニーズに挑み、グローバルに成長する強くしなやかな企業グループを目指します。
当社のCVC活動では、単なる資金提供を超え「伴走型」でともに成長を目指す支援を展開しており、スタートアップとの連携で不動産事業の高度化や新規事業創出を推進しています。

コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)

投資と協業で挑む、
次世代不動産モデルの構築

2024年11月に、不動産テクノロジー領域に特化したベンチャーキャピタル「MetaProp Ventures Ⅳ」へ、2025年3月には「空飛ぶクルマ」のバーティカルプラットフォームを開発するAirXへ出資しました。AirXはエアモビリティの社会実装を目指しており、これが実現すれば保有ビルの資産価値向上につながる可能性を秘めています。
さらに2025年10月には、AI警備ソリューションを展開する「アジラ」やアート専門のECプラットフォーム運営などアート関連事業を展開する「The Chain Museum」へも出資。これら事業連携を通じて、AI技術を活用した次世代型ビル運営モデルの構築、アートを都市開発や街づくりに取り込み自社保有ビルおよびエリアの価値向上を図ります。

コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)
©Kotao Tomozawa photo:Ryo Yoshiya

VOICE

熱意あふれる対話が拓く、企業の価値向上

熱い想いを持つスタートアップ経営者との対話では、いつも良い刺激を受けています。対話を通じた気付きをもとに、自ら未来を描き実行するプロセスに大きなやりがいを感じています。少人数体制での挑戦やスピード感への対応に苦労しつつ、それも成長の糧にして、今後の街づくりの可能性を切り拓きたいです。

経営企画部 S. C.

経営企画部

S.C. 2021年度キャリア入社し、現職。