S.T.

環境への視点でダイビル品質を高める

仕事にとても満足しています。

管理部門

S.T.

建設技術部 業務課兼経営企画部
コーポレートコミュニケーション課
生活環境学部 卒 / 2018年入社

Profile
知名度や規模ではなく、自分らしさを出せる会社を求めて就職活動を行った。選んだのは、若手の意見を大切にすると感じたダイビル。現在、環境対策など技術的側面から自社の価値を発信する仕事で持てる力を存分に発揮している。
Interview.05

Section.01

ダイビルへの入社動機

学生時代に建築について学んだことから街づくりに関わる仕事がしたいと考え、デベロッパーや建設コンサルの企業を中心に就職活動を行いました。ダイビルを選んだ理由は、活動中にダイビルのビルを訪れた際、その美しさと素敵な空間に惹かれて「こんなビルで働きたい!」と思ったのがきっかけです。また会社研究を進める中で、昔から緑を大切にしている精神や、古いビルのよいところを残しつつ最新のビルへ生まれ変わらせようという姿勢を知ってとても共感しました。面接も他社に比べて十分に時間をかけ、一方的な自己アピールを求めるのではなく対話形式でしっかり話を聞いてくれた印象があり、「この会社なら自分らしく働ける」と感じて入社を決めました。

ダイビルへの入社動機

Section.02

現在の仕事とやりがい

現在は建設技術部に所属し、カーボンニュートラル(*1)を目指した建物の建設・運用等に携わっています。具体的には、建物の環境性能の基準を検討し、それを証明するために取得する認証を決め、KPI(*2)として外部公表すると共に、建設時にそれが実現出来ているかを確認しています。更に、建物のライフサイクルにおけるCO2排出量は、運用時のものが非常に大きいので、建設したビルの電気やガスのCO2フリー化の検討業務も併せて進めています。また、少し変わった取組みとして、より多くの再生可能エネルギーを導入可能にするためにデマンドレスポンス(*3)のような社会に貢献できる新しいことにも積極的に取り組んでいます。
それらの取り組みを見える化するために、自社のGHG排出量など環境データを可視化する業務にも携わっています。GHG排出量とは、企業活動を通して排出される地球温暖化の原因となるCO2等のガス排出量のことです。2050年のカーボンニュートラル実現に向けた取り組みが社会的に加速する中、ダイビルとしてどんなことができるかを検討し、社内外にわかりやすく説明するのが私の主な役割。前段で紹介した建設時の環境認証の取得や、CO2フリー電力を導入することでどれくらいの温室効果ガス削減目標が実現できるかを探ったり、直近ではRE100(*4)や生物多様性のための30by30アライアンス(*5)への参画を進めたりと、環境に配慮する具体的な手法とアピール手段を考えて推進する仕事をしています。最近は特例業務としてダイビル本社のオフィスリニューアルプロジェクトにも携わっており、空間のアートやグリーンレイアウト、PRなどを担当。どの仕事も多くの人と協力し合い、よりよい方向を目指して一丸になっているのを実感できる点にやりがいを感じています。

現在の仕事とやりがい

(*1)二酸化炭素など温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させ、その排出量を実質ゼロに抑えること。
(*2)企業の業績を評価、管理するための定量的な指標。
(*3)電力の需要(消費)と供給(発電)のバランスをとるために電力の消費者が電力消費量を柔軟に調整すること。
(*4)企業が自らの事業の使用電力を100%再エネで賄うことを目指す国際的な計画。
(*5)2030年までに陸域および海域の30%の保全・保護を目指す目標。

Section.03

仕事における
印象的なエピソード

2022年4月時点でダイビルが所有する国内のビルについて、CO2フリー電力を導入したプロジェクトが印象に残っています。私は太陽光発電や水力発電などの環境価値に関して各電力会社へヒアリングを行いつつ導入の方向性を検討するなど、プロジェクトの初期段階から実行までに携わりました。自社の役員も出席する環境・サステナビリティ委員会で計画や効果などの全体像を説明した際は大いに緊張しましたが、早期にすべてのダイビルへのCO2フリー電力導入方針を決定・達成できたときは自分の責務を果たせたことに感慨深い思いを味わいました。また営業担当者を通じて多数のテナントのお客様からもその実績を評価する声をいただき、とても嬉しかったことを覚えています。

仕事における印象的なエピソード

Section.04

今後の目標

昨今は環境への注目が高まっていますが、ダイビルは1963年に旧新ダイビルに屋上樹苑を整備するなど、これまでもずっと環境に対する高い意識を持っていました。その精神をこれからも継承し、ますます環境にやさしいビルを次世代へつないでいくことに携わっていきたいと思っています。環境の分野は日々情報がアップデートされ、内容も難しいですが、更に知識を深め、新しいことに挑戦していきたいです。

今後の目標

How to spend your time off

OFFの過ごし方

学生時代から写真が趣味で、休日はミラーレス一眼を片手に風景写真を撮りに行くことがよくあります。同じ趣味を持つ夫とともに、四季折々の自然を感じられる場所へ撮影に出かけるのが好きです。

OFFの過ごし方

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