08 2005 東京 秋葉原ダイビル 秋葉原で世界的なIT拠点づくりの
一翼を担う

クロスフィールドという名に込めた思い

秋葉原ダイビルは2003(平成15)年5月に起工され、工事を進める一方、本プロジェクトの目的を広くアピールするための取り組みが行われた。その1つが事業3社(ダイビル・NTT都市開発・鹿島建設)による「AKIBA FUTURE FORUM」の開催である。2004年4月に行われた第2回のフォーラムでは、秋葉原ダイビルと秋葉原UDXの複合施設の正式名称が「秋葉原クロスフィールド」と発表された。山手線と総武線が交差する秋葉原に、さまざまな領域(フィールド)の人々とさまざまな領域の情報が集い、交流(クロス)することによって、ITを活用した次世代の新しいビジネスを創造していくとの思いがこのネーミングには込められていた。

フォーラムに続いて開催された交流会では、秋葉原プロジェクトの発案者でもあった石原慎太郎東京都知事も出席し、いかに東京都がこの秋葉原プロジェクトに大きな期待をかけているかが伺い知れた。