
第5章 変革期
2004
2023
第2節 拡大する事業
13 住居系7物件の売却
当社はオフィスビルの保有・賃貸を主力事業としながら、住居系物件についても地道な資産の積み上げを行い、会社収益を補完してきた。しかし、各物件の老朽化が進み、修繕費用の増加や競争力低下傾向が近年顕著となり、また、経営資源の選択と集中、資産ポートフォリオの見直し、資本の効率化といった観点から2019(令和元)年、住居系物件については規模を縮小していくこととした。当初はセレクト用賀、東松原女子学生会館、パラシオ藤が丘、ランテルナ野毛、ラインハウス青木公園を優先売却物件としたが、その後、比較的競争力の高いランテルナ西荻および永福女子学生会館を加えた計7物件を2022年4月に米国系ファンドに売却した。
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1923 1944 草創期
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第2節 ビル事業開始
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第4節 戦時下での事業展開
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1945 1957 復興期
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第2節 ビル建設の再開
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1958 1988 発展期
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第2節 M&Aによる事業拡大
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第3節 企業体質の強化
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1989 2003 拡充期
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第2節 CIの導入と社名の変更
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第3節 災害対応とリスクマネジメント
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2004 2023 変革期
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第3節 海外での事業展開
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第4節 企業体質のさらなる強化とグループの再編