
第5章 変革期
2004
2023
第5節 社会との共生
1 コンプライアンス体制の構築
2006(平成18)年10月、当社はコンプライアンス委員会ならびに安全・危機対策委員会を発足させ、コンプライアンスおよび安全・危機対策についての取り組みを開始した。
両委員会ともそれぞれのテーマの現状分析とそれを踏まえた課題の検討を行い、今後のスケジュールなどのアクションプランを策定した。
コンプライアンス委員会では、コンプライアンス基本方針の策定および体制の整備を行うほか、コンプライアンス研修および社内啓発についての協議を行う。一方の安全・危機対策委員会では、安全・危機対策の基本方針の策定および体制の整備に関する事項、安全・危機対策の実施に関する事項などについて審議、協議、調整を行うことになった。
ここで両委員会が強調したのは、コンプライアンスおよび安全・危機対策に奇手妙手などはなく、その成否は役職員一人ひとりの自覚にかかっていること、それだからこそ全役職員が日々それぞれの役割分担を果たし、いかに問題意識をもって臨むかにかかっているということであった。
その後、2015年1月にコンプライアンス内部相談窓口、コンプライアンスホットラインおよびコンプライアンス外部相談窓口を新設し、各種の相談ができる体制を整えた。またコンプライアンスに関する総合掲示板(ダイビルコンプライアンス広場)を設置し、コンプライアンスをさらに徹底する姿勢を明確にした。
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1923 1944 草創期
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第2節 ビル事業開始
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第4節 戦時下での事業展開
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1945 1957 復興期
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第2節 ビル建設の再開
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1958 1988 発展期
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第2節 M&Aによる事業拡大
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第3節 企業体質の強化
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1989 2003 拡充期
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第2節 CIの導入と社名の変更
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第3節 災害対応とリスクマネジメント
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2004 2023 変革期
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第3節 海外での事業展開
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第4節 企業体質のさらなる強化とグループの再編