
第5章 変革期
2004
2023
第6節 創立100周年とその先に向けて
4 西宮地区物流施設のSPCへの投資
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施設の外観イメージ
当社は商船三井の完全子会社となり、一貫してグループシナジーの追求を図っているが、その一つとして物流における収益の獲得および物流事業のノウハウ取得を目指し、2023(令和5)年4月、開発型SPC(特定目的会社)への投資を行った。投資先となったのは、株式会社センターポイント・ディベロップメントがアセットマネージャーを務める神戸ロジスティクス特定目的会社であり、同社は兵庫県西宮地区においてネット通販などにより急速に需要が高まっている先進的物流施設「CPD西宮北Ⅰ」「CPD西宮北Ⅱ」の2棟を開発している。2024年にCPD西宮北Ⅱ、2025年にCPD西宮北Ⅰの竣工を目指しているが、中国自動車道の西宮北ICおよび阪神高速7号北神戸線の西宮山口南ICに近く、交通利便性が高い立地であり、中長期的に大阪・神戸などの近郊都市間輸送、関西・中四国などへの広域配送拠点としてのニーズが期待できると判断された。
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1923 1944 草創期
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第2節 ビル事業開始
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第4節 戦時下での事業展開
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1945 1957 復興期
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第2節 ビル建設の再開
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1958 1988 発展期
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第2節 M&Aによる事業拡大
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第3節 企業体質の強化
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1989 2003 拡充期
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第2節 CIの導入と社名の変更
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第3節 災害対応とリスクマネジメント
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2004 2023 変革期
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第3節 海外での事業展開
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第4節 企業体質のさらなる強化とグループの再編