
第5章 変革期
2004
2023
第2節 拡大する事業
1 秋葉原駅前再開発事業、秋葉原ダイビルの完工
2005(平成17)年3月、当社、NTT都市開発、鹿島建設が開発を進めるIT拠点秋葉原クロスフィールドのうち、当社が担当したI街区の秋葉原ダイビルが完工した。設計は鹿島建設、施工は鹿島建設・大林組共同企業体、監理は日建設計が担当した。当社を含む3社グループが「秋葉原駅前都有地の売り払いコンペ」を落札してから3年、秋葉原IT拠点構想の中核となる施設の完成であった。
秋葉原ダイビルは敷地面積が4182m2、鉄骨造で地上31階・地下2階の規模を持ち、IT拠点にふさわしく2階に「学びと創造の場」および「コンベンションホール」、5階に「カンファレンスフロア」と「産学交流ゾーン」が設けられた。6階から15階には産学連携機能に資するテナントを誘致することが義務付けられており、IT関連企業や大学、公的研究機関が、16階以上は日立製作所の入居が決まっていた。
3月31日に行われた秋葉原クロスフィールドオープニングセレモニーには石原慎太郎東京都知事(当時)や細田博之官房長官(当時)、棚橋泰文IT担当相(当時)も出席するなど、ITを中心とした産学連携の中心施設に対する高い期待が伺えた。
物件概要 | 秋葉原ダイビル |
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所在地 | 東京都千代田区外神田1-18-13 |
竣工年月 | 2005(平成17)年3月 |
構造 | 鉄骨造 一部鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造 |
規模 | 地上31階、地下2階 |
敷地面積 | 4,182m2(1,265坪) |
延床面積 | 50,290m2(15,213坪) |
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1923 1944 草創期
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第2節 ビル事業開始
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第4節 戦時下での事業展開
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1945 1957 復興期
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第2節 ビル建設の再開
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1958 1988 発展期
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第2節 M&Aによる事業拡大
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第3節 企業体質の強化
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1989 2003 拡充期
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第2節 CIの導入と社名の変更
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第3節 災害対応とリスクマネジメント
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2004 2023 変革期
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第3節 海外での事業展開
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第4節 企業体質のさらなる強化とグループの再編