
第5章 変革期
2004
2023
第6節 創立100周年とその先に向けて
9 ハノイでのオフィスビル取得
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63 Ly Thai To
2023(令和5)年12月、当社はベトナム・ハノイ市の業務中心地区(Central Business District : CBD)であるホアンキエム区に所在するAグレードオフィス・商業ビル「63 Ly Thai To」のメジャー持分を取得した。同物件はハノイのランドマークとして知られるオペラハウスやハノイ証券取引所とともに洗練された目抜き通りが交わる交差点に面し、周辺には5つ星ホテルや高級ブティック、主要行政機関が立地するなどオフィス・商業ビルとして最高のロケーションにある。また、不動産投資、運営・管理、開発を手掛ける開発元のHongkong Land 傘下企業の高品質な管理により、築25 年を経過しても高水準の賃料および稼働率を誇っている。当社が同じホアンキエム区で保有・運営する「コーナーストーン・ビルディング」とも至近距離にあり、両ビルがこれまで築いてきた高品質なビル運営管理のノウハウを共有することでテナントサービスのさらなる向上を目指していくことが可能と判断した。2023年度を初年度とする「ダイビルグループ中長期経営計画2035‘‘BUILD NEXT.’’」において示された海外事業強化の一環となった取得であった。
本物件においては、同物件を100%保有・運営するDOAN KET INTERNATIONAL COMPANY LIMITED社の83.42%持分を保有する63 LTT Limited Partnership(Bermuda)の100%持分を取得した。
物件概要 | 63 Ly Thai To |
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所在地 | 63 Ly Thai To, Hoan Kiem, Hanoi, Vietnam |
竣工年月 | 1998 (平成10)年2 月 |
規模 | 地上8 階、地下1 階 |
敷地面積 | 1,279 ㎡(387坪) |
延床面積 | 11,250 ㎡(3,403坪) |
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1923 1944 草創期
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第2節 ビル事業開始
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第4節 戦時下での事業展開
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1945 1957 復興期
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第2節 ビル建設の再開
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1958 1988 発展期
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第2節 M&Aによる事業拡大
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第3節 企業体質の強化
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1989 2003 拡充期
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第2節 CIの導入と社名の変更
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第3節 災害対応とリスクマネジメント
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2004 2023 変革期
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第3節 海外での事業展開
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第4節 企業体質のさらなる強化とグループの再編