
第5章 変革期
2004
2023
第5節 社会との共生
4 サステナビリティへの取り組み
2021(令和3)年7月、サステナビリティの推進にあたり、当社グループのマテリアリティ(重要課題)を策定した。①マテリアリティ候補の抽出、②重要性の評価、③妥当性の評価、④マテリアリティの決定というプロセスを経て、以下のマテリアリティを策定した。
- 社会への価値提供(または社会資本の毀損低減)に関する重要課題<マテリアリティ>
- 時代の変化に対応した最適なオフィスの提供
- 地域に根付き、街とともに発展する
- 環境にやさしいビルを次世代へ
- 価値提供の基盤強化に関する重要課題<推進基盤>
- 人材・組織力の強化
- 高品質なサービスの基盤となる知的資本の蓄積
- ステークホルダーとの協創による価値創造
- 持続的な企業価値向上を支えるコーポレートガバナンスの進化
こうしたマテリアリティを着実に実施しながらサステナビリティを推進した。
2022年度には各マテリアリティに関連するKPI(Key Performance Indicator/重要業績評価指標)を設定した。KPIでは実現可能性や社内浸透などを考慮して原則当社単体かつ国内保有ビルを対象範囲としたが、今後はグループ全体、国内外保有ビルへと拡大することを検討するほか、定量目標の具体化や目標達成へのアクションプラン策定を進め、グループ全体として持続的な成長を目指すこととした。
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1923 1944 草創期
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第2節 ビル事業開始
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第4節 戦時下での事業展開
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1945 1957 復興期
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第2節 ビル建設の再開
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1958 1988 発展期
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第2節 M&Aによる事業拡大
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第3節 企業体質の強化
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1989 2003 拡充期
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第2節 CIの導入と社名の変更
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第3節 災害対応とリスクマネジメント
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2004 2023 変革期
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第3節 海外での事業展開
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第4節 企業体質のさらなる強化とグループの再編